小説

鵼の碑

鵼の碑 【電子百鬼夜行】 作者:京極夏彦 講談社 Amazon 17年ぶりの京極堂シリーズです。 Kindle版を買いました。京極堂シリーズは異常な厚みで困っていましたが、電子版だとスマートに持ち歩けますし、お風呂でも読めるのでとても便利です。 で、内容なので…

火星の人

火星の人〔新版〕 下 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon 読了しました。年末から読み始めていたのですが、SFアクションですが、ほとんど誰も死なない。 火星に事故で取り残されたNASAの宇宙飛行士がサバイバルし、NASAが必死に救出を…

少女同志よ、敵を撃て

同志少女よ、敵を撃て 作者:逢坂 冬馬 早川書房 Amazon 読み終わりました。kindleです。 面白いとは思うのですが、なんとなく読みやすさが日本人的な感じがしました。何かアニメのシナリオ的な。 よくできているからなのか、女性だけの狙撃兵部隊という設定…

高い窓

高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:レイモンド チャンドラー 早川書房 Amazon 村上春樹版をようやく読み終わりました。 春に旅行に行く時に買ったのですが、思いの外時間がなくて放置していました。 最近やはり活字を読んで無いなと思い、リハビリでコツ…

ガニメデの優しい巨人

ホーガンを読み直そうキャンペーン第二弾w kindle版を読み終わりました。 最近電車通勤しないので、kindleはもっぱらお風呂読書マシーンです。前作に比べて慣れてきたのでそこまでサプライズもないのですが、読後感は良いです。楽天的なホーガンは気楽に読め…

星を継ぐもの

実は結構前に亡くなっているとは知らなくて、ふと実は10年前に亡くなっていたという事を知って、作品リストを見ていると読んでない方が多いと気づき、まずは代表作からと思い読んでみました。 古本買っても良かったのですが、Kindle版を買ってみました。スマ…

恐怖の谷

恐怖の谷 シャーロック・ホームズ作者: アーサー・コナン・ドイル出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2012/10/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るホームズものを勉強する必要もあり、Kindle版を読んでみた。 本編は短めなのだが、緋色の研究と…

サイボーグブルース

サイボーグ・ブルース作者: 平井和正出版社/メーカー: ルナテック発売日: 2013/05/13メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る平井和正の70年代に書かれたSFハードボイルド。プライム会員無料本で読んでみた。 けっこう面白いのだが、70年代にか…

アッシャー家の崩壊

アッシャー家の崩壊作者: エドガー・アランポー発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るポーの短編なのだが、代表作らしいのに読んだ事ないので、Kindle無料版を。 ゴシックホラー的ではあるが、ラブクラフトに比べればあっさりした…

破戒

破戒作者: 島崎藤村発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る島崎藤村なんだけど、仮名遣いが古いのもあって、なかなか読み進められないのがつらかったけど、後半はだいぶなれて、今日の握手会で待ってるときに一気に読み進んだ。同…

米中開戦

米中開戦4 (新潮文庫)作者: トムクランシー,マークグリーニー,Tom Clancy,Mark Greaney,田村源二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/01/29メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見るトム・クランシー最後の作らしい。 2012年にかかれたものだが、…

合戦屋シリーズ

奔る合戦屋(上) (双葉文庫)作者: 北沢秋出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2012/03/15メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (5件) を見る奔る合戦屋(下) (双葉文庫)作者: 北沢秋出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2012/03/15メディア: 文庫 ク…

哄う合戦屋

哄う合戦屋 (双葉文庫)作者: 北沢秋出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2011/04/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (7件) を見る日本史づいているので、その勢いで。古本で1円(+送料)。便利な世の中に。架空の人物の話だけど、…

プレイバック

プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3))作者: レイモンド・チャンドラー,清水俊二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/08メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 368回この商品を含むブログ (54件) を見る読了。 持ってなかったけど、呼んだ記憶が…

小太郎の左腕

小太郎の左腕 (小学館文庫 わ 10-3)作者: 和田竜出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/09/06メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見る和田竜強化週間でしたね。読了。 これも面白かった。のぼうと忍びがどちらも史実をベースにしてい…

忍びの国

忍びの国 (新潮文庫)作者: 和田竜出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02/26メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (35件) を見る和田竜強化月間という感じで、Amazonで古本で買った文庫を読んだ。 「のぼうの城」が素晴らしく面白か…

World War Z

WORLD WAR Z〈上〉 (文春文庫)作者: マックスブルックス,Max Brooks,浜野アキオ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/03/08メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見るWORLD WAR Z〈下〉 (文春文庫)作者: マックスブルックス,Max Br…

さらば、愛しき人よ

さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))作者: レイモンド・チャンドラー,清水俊二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (92件) を見る買ってあったけど読んでなかったチャンド…

永遠の0

永遠の0 (講談社文庫)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/15メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 275回この商品を含むブログ (361件) を見るはるたむお勧めなんで、読んでみました。まぁ、前から気になってはいたのですが。 謎の人物(祖…

一刀斎夢録

一刀斎夢録 上 (文春文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/09/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る一刀斎夢録 下 (文春文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/09/03メディア: 文庫この商品を含む…

さむけ

さむけ (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-4)作者: ロス・マクドナルド,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/09メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 180回この商品を含むブログ (56件) を見るけっこう前に古本で買ったのだが、やっと読了。ハードボイ…

リトルシスター

リトル・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: レイモンドチャンドラー,Raymond Chandler,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見るなぜかなかなか読み進められなか…

アフガン 死の特殊部隊

たまにはなんか小説読もうという気になって、読んでみました。 アフガンを舞台にした傭兵もの。 元SASが傭兵集めて、アフガンへ行ってアルカイダやら、麻薬商人やらと戦う冒険モノ。いわゆるイギリス系冒険小説って感じで、SASやSASR、IRAなんかの寄せ集め部…

マルドゥック・スクランブル完全版

一気読み完了。 前から気になっていたのだが、読んでみた。 日本版サイバーパンク決定版という話。確かに面白い。 ただ、途中のカジノ部分がちょっと気になる。 読み物としてカジノ部分は確かに絶賛されているように面白いのだが、サイバーパンクで銃撃バン…

ガンダムUC

ようやくガンダムUCを読み終わる。期待したとおりの良いでき。小説ガンダムなんてひさしぶりだが、なんかけっこう面白い。やっぱ福井晴敏にはずれなしだ。ネオ・ジオン戦争の後、連邦独裁体制の中で、連邦を影で操ってきた財団と、ネオ・ジオン残党、アナハイ…

6ステイン

福井 晴敏の「6ステイン」を読了。彼は「亡国のイージス」以来のファンだが、今回のは地味目のスパイ物とも言える短編集。とはいえ、なんとなく、人生折り返し地点が近い私としては、この話で語られる人生後半戦の人たちの話がなかなかピントくるものがある…

陰摩羅鬼の瑕

そういえば読み終わった。はっきり言って失望。意表を突かれない推理小説は楽しくない。最初っからプロットが見え見えで、予想どおりに進んで予想通りに終わる。前作がちょっといまいちだっただけにかなり期待していたのだが、これでは長いだけ。がっかりだ。…

時間からの影

先日買っておいた創元のラブクラフト全集3巻の「時間からの影」を読み終える。恐らく呼んだことあるので、多分実家にあるのだろう。(Wとりあえずこれで、完全版仮面をやるためのというか、読むための準備は終了。

ダークタワー

ようやく読了。S・キング版「指輪物語」第一弾。指輪物語を読んでインスパイアされたキングが、32年の歳月をかけて書き上げた探索の旅。キングらしいダークファンタジー。しかも思いっきりマカロニウェスタンが入っている!(Wとにかく主人公はガンマン(ガ…

指輪物語 王の帰還 下

ようやく読了。しかし長いエピローグだ。(W 王が帰還してから数年分はあるのか。だいたいフロドがホビット庄に帰るまででもかなり時間がたっている。少しづつ旅の仲間が分かれていくのと、ホビット庄での小さな冒険、そしてサルマンの最後について書かれて…