ロストシティ

今日友人の、のの老という男とネット上でボードゲーム(ぼげ)をした。「ロストシティ」という2人用ゲームなのだが、これがなかなか奥が深い。

基本的なルールは説明しないが、最初やったときは単なる引きがよければ勝てるゲームかと思った。ところが実はそうではない。初手が悪くても回転を早くして山札から引ければ良いカードを引く可能性は高い。また最初の10手ぐらいまで迷わずに行えるわけではなく、迷い続けている。相手の勝負色はどれなのかを探りつづける。かなりブラフや駆け引きがそこに存在するのである。ただし、そのための条件としては、両プレイヤーがそれなりに相手の行動を読もうとしていないと成り立たない。上級者だけがこの面白さはわかってもらえると思う。コンピュータ上だと、計算も楽だし、(点数計算を常にしないといけないので)時間もかからない。(1プレイ10分ぐらいから。)何度もやっていくうちに、その奥の深さと、ジレンマの楽しさがわかってくる好ゲームだと思う。