キューティーハニー

昨日久しぶりに劇場に足を運んで映画を見た。庵野監督の「キューティーハニー」だ。結論から言えば「凄く良い!!!」というtころだ。

TV放映されたエヴァンゲリオンの最終回に激怒した私は、それ以後の庵野作品は全くといっていいほど見ていない。なんか内面を掘り下げる作業を延々と見せられるということに正直うんざりした。内面を掘り下げるなんて作業は個人の頭の中でやっていればいい。他人のものを見ても、とても娯楽にはならない。と思ったからだ。

とはいえ、庵野監督は、「トップをねらえ」「不思議の海のナディア」とエンターテイメントを作れば、その小気味良いテンポ感は凄く好みである。ひょっとしてキューティーハニーエヴァンゲリオンの二の舞はないだろうと思った。あと、サトエリだ。173cmの身長はずば抜けている。サトエリのハニーは是非見たいと思った。

「ファンディングニモ」以来の劇場へ前売り券を握り締めて見に行った。それも銀座。やっぱ映画は銀座だよなぁ。(W

いきなりサトエリの入浴シーン。「フニャー」とか言ってるサトエリ見て、ダメかと思ったが、その後の急展開と主題歌が始まるまでのテンポ感でいっきにゲージ上昇!。主題歌もいい。
TV版のそれ。TVのエンディングも挿入歌として使われていて、これもいい。

あと、ハニメーション。思いっきりスチール写真を合成してアニメを作るという手間隙をかけた映像だが、基本はいまどきのCGに比べてすごくローテク。だがどこかさめているCGに比べてよっぽど迫力がある。マトリックスなんかよりはるかに熱い!!

サトエリもダイナミックなプロポーションを生かして迫力あるアクションが見せる。特技が体の柔らかさというだけある。(W 演技は難ありだが、ハニーにははまっているかも。キュートだ。短め(90分)の映画だが、うーん。もっと見たい。DVD必須か。
何度でも見たいと思う久しぶりのヒットだった。