ドルフィンブルー

会社帰りに丸の内の伊東屋に行ってみた。

ここは伊東屋の中でも店頭でカクテルインクが買える店ということでちょっと気になっていたのだ。帝国劇場の入っている帝国ビル1F けっこう広いような小さいような独特の店だが、奥の方に万年筆コーナーが。

そこにドーンと、カクテルインクコーナーがあり。

7月8月の限定カラー、ドルフィンブルーとブルーハワイ。かなり気になる名前だが、その下に気になる事が。「ガラスペン用」。

一応店員に聞いてみたのだが万年筆で使うと詰まることがあるので、お勧めしないとのことだった。ガラスペンで書いてみたが確かに粘りが凄い。特にドルフィンブルーは、「え?」って思うほど粘る。ちょっとした接着剤ぐらい粘る。(ペンにつけすぎだったのかもしれないが)

ということでガッカリして店を出る。

品揃え的にはかなり絞った感じで、万年筆はちょっとだけ。定番輸入物は押さえているかんじだったが、池袋店よりはかなりちょっとだけって感じ。どこかの会社員二人組みがさんざんあーでもない、こーでもないといった挙句、結局ボールペンを会社名義の領収書もらって買っていった。やっぱ万年筆は好みがわかれるのだろうか。面倒だから使わないという人のほうが多いのだろう。また値段も数万円というのはちょっと手軽に手が出せるものではないのだろうなぁー。

とはいいつつ、最近ビスコンティが気になって仕方がない私。やっぱヴァン・ゴッホのトラモントマキシが欲しいと思ってしまう。この軸の色凄すぎ。私の好みにドンピシャ。日本限定300本というのもなんかくすぐるなー。昔ちょっとだけ油絵に凝っていた(というほどもないが、描いていたことがある)ころにイメージした、描きたかった色合いなんだよなーこの色。青と赤と金の微妙に入り混じった独特の夕日の色。かなりしびれる。