久しぶりのWotR。今回はFreePeopleだが念願のゴンドールではなく、ローハン。
展開としては、序盤でサルマンがダイスの関係で出てこず、ローハンにコンパニオン(ボロミアとレゴラス)が合流したこともあり、ローハンは平和そのものに。その分、南蛮東夷が活発に活動し、ゴンドールに迫ってくる状況。
中盤では、しばらく持ちこたえたゴンドールがついにミナスティリスとドルアムロスを失い、次はローハンではなく北部へ。南蛮東夷が活発なときは北部が荒れる。
FreePeople側はガンガン旅の仲間を進め、ついにミナスモルグルに到着。終盤は仲間と北部の戦いでサドンデスへ。渾身のロリアン攻めが頓挫したところで仲間が指輪を捨ててFreePeople側勝利。これでWotRは三連勝だ。
今回特徴的だったのは、結局ミニオンが誰も出なかったこと。手札で2枚のエントカードが死んでいたのは残念。ガンダルフも灰色のまま登場できなかったし、ローハンの増強も結局意味が無かった。
ローハンは勝利点的には3点に過ぎず、ゴンドールとローハンの両方を落としてもまだShadowは勝てない。逆にオルサンクとモリアを失うと負けてしまうShadow側としては、ローハンを刺激せずにオルサンクとモリアにローハン軍が攻めてこない状況を作り出せれば良いとも言える。そのためには、サルマンをあえて出さないというのもありか。
ただ、普通のダイスであれば、1ターン目にサルマンまで出して、序盤でローハンを圧倒することも可能なので、そうした方が結局オルサンクも、モリアも安泰という気がするが。
ゲーム後になったが、気になってFreePeople側のカードを調べてみた。以外だったのは、ゴンドールへの援軍カードは少ない。兵力的には最も動員ができるゴンドールだが、カードはあまりないので、戦争状態に速やかに入って動員しないと戦力増強が出来ない仕掛け。序盤で使えなくなるかもしれない強力なカード「Faramia's Ranger」なんかは序盤で使いたいカードだが、オスギリアスへの援軍は恐らく序盤でしか使えないだろう。ミナスティリスやドルアムロスへの援軍カードは包囲されてからでもいいので、とっておいてもいいかもしれない。
包囲下でもコンパニオンを城砦に入れられる2枚のキャラカードはミナスティリス防衛の鍵かもしれない。
やっていて思ったのはストライダーを前半ガイドにするのは非常に良い。隠れやすくするのは凄く重要だ。ただ、終盤はもっと切迫する。ただしこれをすると結局サイコロが増えないのでつらいのだが、それはエルフの指輪を効果的に使うのが良いだろう。
写真はミナスティリス攻防戦