2022

2012年という映画があるが、これは2022年。
私は2012年は見てないのだが、あれをみて、似たようなものだと思った妻がレンタルしてきた。

恐らくタイあたりの映画だと思うのだが、これが頭痛モノの迷作。

誰も見ないと思うので、ポイントを。

最初の方でちょっとイケメン風の男が出てきます。車から降りて林の中で、
チンパンジーをつれています。載ってる車（気合の入ったオフロード）といい、ミリタリー風な格好といい、野生動物保護官か何かだと思われますが、主人公っぽいです。

これが、いきなり頭痛と幻覚（2004年の大津波？の映像）に襲われて気を失います。で、彼女に介抱されます。
で、彼は実は主役でも何でもありません（ぉ
何度も何度もちょっと出てきては幻覚に襲われクラクラしながら助けて〜と泣き叫ぶ（それも誤報で）というていたらくです。
でも、最後大惨事（大地震による大津波）の時にはなんの幻覚も無く、主役のまわりに立っています。が何もしません。えーいったいこの人の役回りは何？

主人公は首相です。連立政権で、他の政治家から圧力を受けながらも何度も誤報を出しながらも国民を救おうと必死です。
いよいよ地震が避けられなくなることがわかると、首相の仕事はほっぽり出して、軍隊を解散して救助部隊を設立し、その部隊員とともに過ごしています。首相のとして勤めはどこへいったのでしょうか？

そして、他の隊員がとめるのも聞かずに大災害が発生するとヘリコプターで出動してしまします。そしてスクールバスを救うために一人ヘリコプターから洪水の中に一人降下し、そして流されます（ぉぃ

でも大丈夫です。巨大な金の仏像の手に引っかかり、その仏像の土台が謎の爆発によって水上に浮かび上がり（どんだけ軽い仏像）、首相は助かります。

そして、ヘリに救出された首相は、TVに対して「地球を救おう！」と良くわからないメッセージを発信します。（そのまえに首相として、自国を救うべきでは？）。その首相の横には何故か冒頭のめまい男が立っています。

他にもよくわからないつっこみどころ満載で、災害シーンは最後の方だけでほとんどないパニック映画（というか前半は延々誤報やら、政治闘争やら、資本家と島の漁村の村人との対立やらが延々とつづいているだけですが）で、まぁ。だめです。（ぉ

久しぶりにだめなの見ちゃいました。