ベンリアック12年 シェリーウッド

色々ウィスキーについて調べていると、自分の好きな傾向がわかってきました

一言で言うと甘い香りです。甘いといっても色々あって、
結局好きなのはシュリー樽ものと気づきました。

というのも、マッカランを気に入って色々ウィスキーを試すようになったのですが、マッカランの特徴は一言で言えばスペイサイドの蒸留所。
スペイサイドといえば、フルーティーな香りとやはりシェリー樽でしょう。

白州シェリーカクスもシェリー樽だけの熟成らしいのですが、これもお気に入りでした。

ということは、スペイサイドでシェリー樽の特徴を出しているやつを当たれば、マッカラン以外にも好きなのが発見できるのでは? と思った次第です。

スペイサイドは山のように蒸留所がある地方なのですが、シェリーで有名といえば、物の本でよく紹介されているのは、今回買ったこれです。

ベンリアック 12年 シェリーウッド。
赤いラベルに赤みのかかった色のシングルモルトです。バーボン樽の10倍はコストがかかるといわれているシェリー樽で、フィニッシュだけではなく、最初から熟成するというシェリー樽にこだわった一品。いつものやまやで買いました4980円。ちょっと高め。

香りはシェリー樽特有のメープルシロップのような独特な甘い香り。口に含むと強烈な香りが鼻に抜けていきます。度数も46%とちょっとだけ高め。後味はちょっと苦味が残るかんじです。

でも、口に含む前の甘い香りと、口に入れた直後の華やかな香りはなんともいえないおいしいウィスキーです。華やかさでは、白州シェリーカスクよりも良いかも。こっちのほうがちょっと安いですけど。

マッカラン12年よりはちょっと高いですが、1000円くらいの差なら、ベンリアックの華やかさも良いですね。しばらくスペイサイドを試していきたいと思います。