おひさしぶりの会社帰りのぼげです。
惨劇ルーパーという日本製のボードゲームです。
惨劇を防ぐためになんどもループして、惨劇を防げば3人のプレイヤー側の勝ち。防げないで特定の回数のループをすれば脚本家の勝ちというゲームです。
プレイヤーも脚本家も登場人物になにか行動させるということで、隠れた役割を明らかにしたり、惨劇を起こしたり、止めたりするわけです。
今までにやったことのない新しいタイプのゲームで、何にも似ていません。
そして、けっこうおもしろい。パズル的な感じと、相手が何をするか読み切る必要もあるので、ボードゲームとしても高度です。
何度もループするところとかは、時をかける少女的な感じでこの世界設定もかなりいいです。
ゲーム的には、途中プレイヤー側の大ちょんぼで、1回ループを失って、最後は脚本家の老がうまく邪魔を回避して見事脚本家の勝利でした。
なれれば、比較的短時間で一回できそうな感じです。
惜しむらくは、説明とかボードとかカードとかかなり凝った作りなのですが、いざゲームが始まると、世界観が急に無くなって、ゲームな感じが出てしまうところ。
脚本家はこの世界の立ち位置ではなく、登場人物の外の世界から惨劇を起こすように陰謀をめぐらしているので、良いのかと思うのですが、プレイヤーは本来この世界の住人なのに、特にキャラクターとして出てきていません。にもかかわらずNPCに殺されたりします。また自分自身を操作することはできず、あくまでNPCを操作するところが、ゲームが始まると世界観から抜け出して、単純におもしろいゲームをやっている感じになって今う原因かと思います。
ゲームとしては非常によくできていて、シナリオと呼ばれるものをいくらでも増やせるところから、何度もできるゲームだと思います。
今回は練習シナリオだったので、次回はもうちょっと違うしなりをでやってみたいですね。