仁義なき戦い

Amazone Prime Videoで無料で見られるようになったので、前から気になっていたので一気に見始めた。

仁義なき戦い

仁義なき戦い

基本的なストーリーは菅原文太演じるやくざが広島を中心としたやくざ間の抗争に巻き込まれながら、戦後の日本を生き抜いていく話で、ある意味はだしのげんの後半に近いテイストではある。だんだん戦後復興ではなく、経済成長とともにやくざの世界も変わっていくという感じで、社会派ドラマっぽさも少しだけ感じるが、やはりそこは基本はやくざ映画。仁義なきといいつつ、仁義や筋に生きようとする菅原文太と、仁義もなにもない周りのやくざのからみが、なかなか面白い。

役者がとにかくすごくて、どれもこれも主役級の役者が多数出ている。これが片っ端から死んでいくのもすごい。
1作目では、松方弘樹と、梅宮辰夫がかっこいいところなのだが、3作目でまた違う役で出てくるのがあれ? っという感じ。と思っていたら、渡瀬恒彦も出てくるし、もうなんだろうw

アクションシーンのカメラワークとかは目が回る感じが実に良くて、結構好き。

たけしのやくざ映画も面白いけど、深作欣二仁義なき戦いシリーズもなんかついつい見てしまう魅力がたっぷり詰まっている。