NHKスペシャルの「ローマ帝国」を録画してあったものを見る。全３回の放映の１回目と２回目を見る。正直あまり面白くない。
ローマの融和主義的な統治方法は、なにも皇帝が始めたわけではない。共和制の時代から脈々とやっていたことで、アウグストスがはじめたわけではない。そのあたりをちゃんと説明しないからなにか「帝国」が凄いことをしているような錯覚を引き起こすように誘導しているような気がする。
おまけに内容は遺跡（アルジェリアとポンペイ）の紹介とかが多くて、まぁ、このあたりは楽しいとも言えるが、私はそれほど遺跡マニアでも無いので、それほど燃えてこない。
タイトル的に「共和制ローマ」だとインパクトに欠けるからこんなタイトルと内容になったのか。「ローマ人の物語」を読んだほうがよっぽど知識的には満足できる気がする。（W がっかり。
