この時代の銀塩

azureさんのブログに触発されて、今の時代の銀塩について思うことをなんとなく書いてみたい。

私もすっかりデジカメ化してしまい、あっという間にこの1ヶ月デジカメ100%生活になってしまいました。私の場合、被写体が自分の小さな娘たちの可能性が高く、なかなかじっとしていない被写体に銀塩時代は失敗の山を築いていたのですが、デジカメ化で大量にシャッターを切るという最も安易な方法で、できの悪さ、腕の無さを少し挽回できたかな?などと思っています。

ちょっと近所の公園で200コマってのは、なかなか銀塩ではできない話で、そういう意味ではデジカメは非常にリーズナブルだとも思っています。とはいいつつ、広角主体の私にとっては、同じEOSでも、デジカメだと銀塩では十分だったレンズも少し物足りず、新たなレンズがいろいろと欲しくなって困ります(W

で、銀塩は?というと、世の中見回すとなんか寂しい話が多く、次々と撤退していくというか、もう引き潮って感じであっという間に世界が衰退していく感じがします。カメラメーカーはデジカメの世界に行くこともできますが、フィルムメーカーはどうなってしまうのでしょうか。フジとコダックが残ればいい方なんでしょうが、これからますます銀塩フィルムは高くなってしまうのかなどと思ってしまいます。

元々ポジフィルムに憧れて(W カメラの世界に入ってきた私としては、最近すっかりご無沙汰のポジをこつこつやってみたいという気もしています。フジも新しいポジフィルムをこつこつ出していますし、私のEOS-7もまだまだ健在ですし。

銀塩といえば、憧れのライカなんていうものは、まだまだ続きそうな気もします。とはいいつつ、私は持っていないのでキャノネットでRFを楽しむぐらいでしょうか。とか書きながら私のキャノネットをいじっていたら、まだ電池が生きてました。一時期調子の悪かったシャッターもなんとなく復活したので(セルフタイマーで遊んでいたのがよくなかったのか)とりあえずVelvia100あたりを今度買ってきてみますか。

デジカメが便利で、既に画質的にも普通の人にとってはなんの問題も無いことも十分わかってはいるのですが、趣味ってのは合理性だけではないとも思ってます。ですから、できるだけ長く銀塩も楽しめたらと思っています。