スリープウォーカーズ

テレ東で放映していた映画をPSPで通勤中に見る。スティーブン・キング原作らしい吸精鬼もの。人間と猫の間に生まれたスリープウォーカーと呼ばれるばけもので、姿を変えたり、姿を消したりする化け物の親子が主人公。母と息子で各地を転々と逃げ回っているが、引っ越したアメリカの田舎でついに全滅する話。

各地を逃げ回るスリープウォーカーの悲哀がテーマかと思うと、そうでもなく後半は単なる悪者に。前半のスリープウォーカーであることの運命を嘆くテーマで最後までつらぬいたらよかったのではないかと思うが、そうするとかなり地味な作品になりそうでちょっと欲を出したのが失敗か。同じようなテーマでも「インタビュー・ウィズ・バンパイア」は相当よかったことを思うとちょっと残念。あいからわずキング自身はしょうもない役で出演しているのが楽しい(W

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