TI3のThe XXCHA Kingdomsについて。前回のPlayでは、このかめちゃんこと、The XXCHA Kingdomsをやったわけだが、この種族について作戦研究をしてみた。
まず、その特殊能力なのだが、そのうちふたつは
１．Diplomacyの2ndlyでPrimaryの能力を使える
２．Politicをキャンセルできる
このふたつは、非戦闘系の能力なのだが、共に外交と政治において、非常に強力である。特に１の能力は強力である。終盤はそれぞれ勝利の最終段階と大量の戦力をもてあますこともあり、銀河は戦争にあふれかえる。少々抜きん出ている陣営といえども多正面戦争を継続できるほどのパワーは無いため、できるだけ脅威を除くためにDiplomacyはほぼ選択される。そこで、The XXCHA Kingdomsは便乗Diploをすることができる。これは終盤かなり強力な能力である。すなわち終盤で戦力をあるていど集中する土台があるというわけである。
最後の特殊能力だが、これは
３．The XXCHA Kingdomsと戦う陣営は、最初の戦闘ラウンドで、-1のダイス修正をうける
である。これはThe XXCHA Kingdomsと戦う側は、最初の１回目は不利になるということである。逆を言えば、相対的に最初の１回目だけ有利にThe XXCHA Kingdomsは戦えるのである。この手の全体が有利になるダイス修正は、最初の一撃の戦闘力を最大にするのが基本的にである。そのため、継戦能力に優れたドレッドノートやWarSunではなく、とにかく安く一箇所の戦場でサイコロを振れるFighterを中心にするのが良いと思われる。
多くの陣営は、その戦力基盤をFighterかドレッドノート/WarSunのどちらかに選ぶ必要がある。（特に序盤から中盤）The XXCHA Kingdomsに関して言えば、Fighter向きの種族である。特にCyberneticsとXRD Transportersという２大空母必須テクノロジに近いこともある。
ここまでをまとめると、
- 空母を主力とした戦力を整備していく。
- 終盤はDiplomacyを駆使して、多正面戦争をさける
となるであろうか。本星があまり肥沃ではないため、前半から暴れるのはかなりリスキーである。が、空母を主力とした戦力は比較的初期でも整えやすい。Enviro Compensatorを最初から持っているのも、Fighterを量産するのに向いている。最初の数ターンはじっと耐え、中盤以降は一撃必殺を目標に空母で暴れるのがオーソドックスな戦いかたなのではないだろうか。
