オーシャンズ

この手の海洋モノ映画は家族が好きなんで、一家総出で劇場へ。子供500円とか、50歳以上夫婦2000円とか駆使して、一人平均1100円で鑑賞。

以前にもこういう海洋生物ドキュメンタリー系映画を見て、音楽と映像だけって感じだったが、この映画はなんかセリフがふんだんにある。冒頭から人とか出てくるのでやな気がしたのだが、やっぱりどうにも説教くさい。

絶滅させるな、漁をするな、鯨を殺すなというメッセージがちょっとしつこくて、そういう動物愛護運動映画を見たかったわけではなかったのでちょっとがっくり。特に生きたさめのひれだけ全部切って、丸太みたいになったさめが生きたまま海底に落ちて動けずにのたうっているシーンはどうかと思う。

白人は動物の味方で、アジア人は海の動物を残酷に殺しているというメッセージがちょっと鼻に付くのがどうもなぁ。殺伐とした映像を見たかったわけではないので、いただけない。

じゃあ、普通のシーンが綺麗かというとそうでもない。色が無い、水上(嵐の波の中の船のシーンとか)が多く、どうなんだろう。色々な意味でちょっとはずした気がした。