リトルシスター

リトル・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)

リトル・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)

なぜかなかなか読み進められなかったが、ようやく読了。
村上春樹訳のチャンドラー「かわいい女」の新訳版。

チャンドラーがハリウッド仕事で絶不調時に苦しみながら書いた小説で、
ところどころハリウッドに対しての毒がでまくる作品。

終盤で犯人が二転三転する展開もあれなんだが、チャンドラーは
推理を楽しむというよりは、その会話や描写を楽しむものなんで、
結局犯人が誰か?なんてのはどうでもいい話かもw

旧訳版を読んでないので読み比べることはできないのだが、とりあえず村上春樹版の別のチャンドラーも読んでみようかな。