NW分析

Napoleonic Warの分析を始めてみる。

まずゲームの勝利条件だが、ゲーム終了時点での
勝利得点が最も高いものが勝ちとなる。

勝利得点の獲得方法は3つ

a.開始時点よりキーエリアを多く取っている数一つにつき+1
b.降伏していない中小同盟国1国につき+1
c.資源1つにつき+1

a.は当然移動と(必要に応じて)戦闘の結果他国のキーエリアを奪う事によって得られる。
b.は同盟にするには外交テーブル上でCP(コマンドポイント)を使って移動させて同盟にする。ただし、一度同盟なった国はCPによる外交テーブル上では同盟状態を破棄させることができない。また、中小国はもともと4か国しかないので、MAX4点しかない。
c.は複数の獲得方法があるが、基本的には他国との戦闘で潰走させるとか、他国を征服した場合と、手札を大量に獲得した場合に得られる。手札を得るためにはキーエリアを増やす必要がある。結局c.もほとんど戦争によって勝ち取らなければならない。


ということで、上記を総合すると、戦って勝ち取り続けることが必須であるということ。

では、初期の戦力の状況を確認してみる。

フランス33に対して、イギリス7、オーストリア14、ロシア14、プロイセン11
同盟国を入れた戦力は
フランス同盟 44に対して、対仏同盟 35(プロイセン、トルコは中立としてどちらにも入れていない)
フランスは内線の利を生かして、戦力を集中してオーストリア、ロシアを各個撃破しつつキーエリアを拡張するのが基本。目標は南イタリア(イギリス支配地)とオーストリアになるだろう。
対仏同盟は早めにプロイセンを参戦させるのがまずは大事。そのあとはトルコの扱いをどうするか。トルコに攻め込まないとフランスが遠いロシアはなかなかキーエリアを増やせないが、そうするとトルコがフランス側になってしまう。またロシアたトルコにかまけていると、オーストリアは単独でフランスの矢面に立ってしまうが、国力、人材面でオーストリアが単独でフランスに勝てる状況にはなく、それはつらい。アウステルリッツの戦いがロシアのそういった微妙な態度によって影響受けた感じをうまくゲームでも再現しているような気がする。

引き続き分析を継続してみたい。