デッド・ドント・ダイ

 

 

劇場で見ようと思っていたのにコロナ騒ぎでいつの間にか終わっていた映画だったので、Amazonで見れると聞いて楽しみにしていましたが、とんだ駄作でした。

ビル・マーレイとゾンビといえばゾンビランドという傑作が浮かぶだけに、シュールなゾンビギャグ映画を期待していたのですが、正直何をしたいのかさっぱりわからない映画でした。

妙に台本とかアドリブといったこれが映画であることをキャラクターが知っているようなセリフが半端にあったり、思わせぶりな森の老人がいたり、少年院の子供3人は何か冒険をするのかと思いきや、単に逃げるだけだし、都会から来た若者たちは、登場シーンは長いのに、殺されるシーンは全くないし、なぞの外人の葬儀屋はなぜか宇宙人だし、ここで宇宙人だす必要あるのか?

思わせぶりで何もないをここまで繰り返されるともはや渇いた笑いも出ない感じ。

ラストもさっぱりだし、色々構想段階ではあったけど、どれも途中で投げ出したような酷い映画。映画館に行かなくてよかったと心底思いました。