歴史群像

発売日なんで購入。

歴史群像 2010年 06月号 [雑誌]

気になったのは一式戦闘機隼の評価で、同時期の零戦に比べてスペックが低くどうも陸軍が海軍に対する対抗心からダメな隼を採用したというイメージがあったが、意外にも実際はそうではなかったという話。

ノモンハンの戦訓を取り入れ防弾燃料タンクや乗員を守る装甲版を取り入れていたのは隼で、500km/hを切る速度も実は低オクタン燃料使用時のスペックで、開戦時は高オクタン燃料に切り替わっていたので500km/hは超えたいたとか。隼のイメージが意外と戦後の後知恵だったことがよくわかった。戦中は零戦は極秘扱いで、加藤隼戦闘隊のおかげもあり、隼の方が当時は圧倒的にメジャーだったとか。

意外だなぁ。