エンジェルウォーズ

ザック・スナイダー監督の新作ということで、「300」「ウォッチメン」と独特なダークな映像が気になり見に行ってみた。なぜか吹き替え版しかやっていないのが謎。

美女5人がアクション・ファンタジーする映画というイメージを持って見に行ったが、そういう側面は確かにあるがぜんぜん違う。むしろこの映画の本質は、絶望的な状況で何に希望を持って生き抜くかということか。
最後まで見るとけっこうあっと驚く結末かもしれない。

とはいえ、アクションシーンは結構凄い。「300」のアクションシーンも凄かったが、これは凄い。アクションのスピードといい、非現実的な設定といい、CGの使い方といい、アクション映画て、もう何でもできるということが良くわかる。

銃的には、主役5人組はほぼ現用銃で、GM、M4、G36MP5あたりか。脳内ファンタジーなんで無限に撃てる銃かと思うとちゃんとマグチェンジしていたりして変なところでリアル。

2重3重に異世界に入り込み、マトリックスインセプションが混ざったような感じとか、全編に流れるダークな雰囲気とかはやはり凄い。これからもこの監督の映画は注目だと思う。

注目といえば、予告編でやっていたXメンの新作(まだ作るのか?とも思うが)も注目か。