バトルオブアトランティス

バトル・オブ・アトランティス [DVD]

バトル・オブ・アトランティス [DVD]

なんかやっていたので、録画してみた。内容まったく知らないで見たのだが、タイトルを見ていると、「アトランティック・リム」が原題らしい。
アトランティック? リム? なんかもういきなりパクリ感満載のやな予感w

深海から、なぞの巨大怪獣が現れ、暴れる。
どういうわけか、何のために作っていたのかわからないが、NASAと海軍が合同で作っていたロボット3体を深海調査に投入。

まぁ、ここまではなんかいい感じです。ロボットが、秋葉原のラジコンロボットっぽいのがなんですが、まぁ低予算でしょうから。

深海に下りていく途中で、急に1機が故障で、パイロットが死にそうになるもなんとか再起動で復活。何かの複線でもなく、謎のイベント。

そして、上官が止めるのも聞かず、怪獣を追って、1体のロボットが海岸まで行って、軍の機密をばらしてしまうとともに、怪獣と対決するも、「相手の動きが早すぎる!このままでは嬲り殺される!」と泣き言を言い始める。

そこへ、海軍の攻撃機がやってきて、ミサイルを撃ち、それが怪獣の口に入りなんとか怪獣は倒しますが、ロボットが間違って撃ったレールガンが待ちのビルに当たって街は大惨事。(街の大惨事は怪獣のせいみたいに言っていますが、海岸で戦っていたのに、街の奥ではなぜか、道に多数の死者が)

対して活躍してなかった、ロボットパイロットは、自分が表彰されると思っていたが、逆に命令無視と街の破壊で逮捕。
しかし、一日で何故か政治家とパーティー。
にもかかわらず、パーティーが終わると軍の監獄というか倉庫みたいたところに監禁。

そこへ2体目の怪獣が現れる。逃げ惑うパイロット達(ぉ

軍の高官は何故か核攻撃を主張するが、現場の将軍が拒否。

周りの兵隊も踏み殺されるも、なんとか逃げ切ったところで、B2爆撃機からの爆撃で2体目も倒す。

ここまで、ロボットは実は一体も怪獣倒してない。

そして、ついに今までで一番大きな怪獣が、ニューヨークへ。
核攻撃を主張する軍首脳に対して、脳波コントロールで反応速度を上げたロボット投入を決断する現場指揮官。

しかし、動きが早くなったロボットだが、武器が全く効かない(ぉ
しかたなく棒やらトンカチで殴りまくるが、これも効かない。

そうこうしているうちにロボット燃料切れになりつつあり。
仕方なく軍は無理やり核ミサイルを発射するも、それはロボットが妨害電波を出して爆発を阻止。ミサイル爆発阻止で湧き上がるロボット部隊。いや、それより怪獣なんとかしろよと思うも、2体が燃料切れ。
最後の一体が、何を思ったか、ミサイルと怪獣を持ち上げて一気に宇宙へ向かう。
そして、大気圏外で、ミサイルと怪獣を蹴飛ばして、宇宙で怪獣を爆破。

しかし、爆発に巻き込まれ燃料が無くなったロボットは地表に向かって落ちてくる。そして、海ではなくて地表に激突。
みんなが死んだかと思ったが、むくっと立ち上がる人影。ロボットのパイロット!

END

いやー、つっこみどころ満載です。
そもそもNASAと軍が何のためにロボット作っていたのか。そして、まったくロボットの武器が効かない。反応速度を上げたのも意味が無い。むしろ飛行能力のほうがよっぽど凄い。
そして、単なる爆弾や、ミサイルであれだけ簡単に怪獣を倒せるのに、なぜかロボットにこだわる最前線。

うーん。これがB級の醍醐味でしょうか(ぉ