さて、アプサラスシリーズが出たことで、当然もうひとつの砲撃マシン「ビグザム」について語らなければなるまい。「ビグザム量産の暁には・・・・」は確かに正しい。特に宇宙においてのビグザムの強力さは凄いの一言である。
この戦争においては、ちょうどV作戦追跡でいなかった間にビグザムが完成したこともあり、(キリマンジャロを攻略しなければV作戦探知が起こらないことを利用して、ハワイ、トリントンを先に攻略した)ガルマ・ザビが最初のビグザムパイロットとなった。後のビグザム部隊の隊長でもある。ビグザムは地上では足の遅さと地上兵器扱いで、搭載できる地上の母艦が無いことなどから多少使いづらいのであるが、宇宙では無敵の兵器である。ガルマの載るビグザム一機で敵の侵攻艦隊を撃滅したこともある。ビグザムとアプサラスの違いは、通常攻撃ができるかどうかであり、これで支援よし、砲撃よしの万能兵器なのである。またアイ・フィールドがあるため、宇宙では特に撃たれ強いのも安心である。
ビグザムは大戦末期のルナツー攻防戦で、ガトルバリアを使い果たし、相打ちを覚悟した先遣隊(ビグロ、ザクレロを中心とした艦隊)の襲い掛かる連邦部隊の側面に突如生産された全機が現れ、横一列になって一斉に砲撃をして、一気に敵を撃滅に追い込んだ活躍が脳裏に浮かぶ。
そして、宇宙での真のエース機、ブラウ・ブロである。ララア、シャリアブルというアッザムパイロットとして名を上げた二人のニュータイプパイロット専用機の威力は凄まじい。特に連邦の白い悪魔こと、ガンダムシリーズ対抗として、集中投入されたブラウ・ブロは圧倒的な攻撃力を有し、おびただしい戦果を挙げるにいたった。
エース機の後継機たるエルメスに載ったシャアがルナツー攻防戦に1ターン差で間に合わず、全く戦闘に参加できなかったのとは好対照であった。
そんなこんなで、80ターンでベルファウストの攻略が終わっておらずかなりあせったギレンであったが、その後の星一号作戦、ルナツー攻略、そしてジャブロー(第二次ブリティッシュ作戦を含む)攻略を一気に終了させ、ジオンの完全勝利はついに達成された。
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やってみた感想なのですが、序盤こそ地上に降りられるまともな兵器が無いことはあせりましたが、超強力なMAが多数あることから、MS無き連邦よりはるかに楽であるなと感じました。連邦の場合は、まともな機体がガンタンクシリーズとGファイター、コアブースターしかなく、地上で使える母艦もホワイトベース級が出るまではミディアだけで、トリアーエズバリア作戦を編み出すまではかなり苦労しました。これは終盤まで続き、舞台が宇宙に出るまで相当厳しかったことを思えば、楽勝といってもいいでしょう。