マグニチュード8.2

とめるのも聞かずに妻はB級ディザスター映画まっしぐら。

マグニチュード8.2 [DVD]

ニュージーランド映画です。ロードオブリングのスタッフが関わっているそうです。スタッフていろいろいるからなぁ。

前回の2022よりはましなんですが、地味です。NHKスペシャル級の地味さです。NHKスペシャルはノンフィクションなんで、地味なところは地味でしょうがないんですが、これはフィクションですから、もうちょっと盛り上げた方が良い気がしました。

たぶん見る人いないと思うのでネタばらしもしますが、かなり冒頭で地震が起きます。そのあたりから出ているたくさんの主人公らしきひとたちのうちの二人、太ったおっさんと、若者のペア(単なる赤の他人ですが、偶然ふたりで避難することに)が糖尿病患者を助けようととなりの街まで薬を探しにきます。
苦労して薬局に侵入して、ついにインシュリンを発見したときに、糖尿病患者の人はひっそりと息絶えています。そして、その直後、二人組みはあっけなく自警団に射殺されます。これがひとつの山場です。(えー

最後は、ちょっとハッピーエンドのようなそうでもないような、微妙なエピローグで終わります。
夫と子供二人を連れた妻(本当は3人子供がいたが、独りは死亡)が苦労して出会えた一年後、夫婦間はちょっとギクシャクしています。とか。なんか微妙な感じです。

TVニュースシーンと、フィルムシーンを組み合わせた感じはそれなりにいいのですが、全般に話が地味で、特撮も地味です。ほとんど人々が言い争っているか、TVニュースシーンばかりの映画です。

うーん、B級ってのはやっぱどこか変だからB級なのかな?と思った作品でした。はっきり言って2022年よりはまともに見れますが、地味なパニック映画がが好きな人に。(そんなひといるのか?)