終わらざる夏

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親から借りてやっと読了。親の話だとなんか凄い戦争アクションっぽい説明だったが、流石は浅田次郎。やっぱりオカルトです。(ぉ
鉄道員も、オカルトはいっているというか、オカルトそのものだったが、こんな話でもそういう要素を入れるのがなんか凄いです。

この話って、(占守島での旧日本軍とソ連軍の戦闘)かなりフィクションかと思っていたら、かなりリアルにあった話らしい。
終戦後に、こんな精鋭部隊に半端なソ連軍が上陸戦闘してほぼ全滅するって話なんだけど、知らなかった。
ペリリュー島のアメリカ海兵隊全滅(全員死んだわけでなくて、60%が戦闘不能になると師団は全滅判定されるらしい)ってのも世の中ではあまり知られてなかったと思うけど、占守島の話は知らなかった。まだまだ知らない話ってありそうだなぁ。