そういえばちゃんと最初から見たことがないような気がしていたのでアマプラでゴジラ特集しているうちに見ておこうと思い慌ててみました。
後半しか記憶になくて、前半は全く記憶になかったです。アンギラスってここが初出だったのですね。打たれ強さは似たような感じなのかもしれませんが、火を吐かないだけでずいぶん弱そうです。ゴジラに噛み殺された怪獣ってあまり記憶にないですが、数少ないパターンかもしれません。
アンギラスは単なる賑やかしで、宣伝的には大事だったかもしれませんが、ストーリー的にはほぼなんの意味もなく、基本的には人類対ゴジラという構図は一作目から崩れていません。むしろオキシジェンデストロイヤーが無い状況でどうするかというところがポイントで、灯火管制という大戦時の空襲対策のようなことと、照明弾で進路を変えようというかなり消極的な作戦しかなかったのですが、こんな時に囚人の脱走事件があり、それが工場の大火災につながるという最悪コンボで大阪が火の海になります。
後半は北の島に現れたゴジラを雪崩で生き埋めにする作戦を自衛隊が行う話で、人類が通常兵器だけでゴジラと対峙するというところはなかなか良いです。
これはゴジラ−1.0と並んで、非常に良いストーリーですね。