コーチング教育

会社の必須教育で2日間、コーチングを中心とした部下やチームとのコミュニケーション教育を受けてくる。

コーチングとは、スポーツのコーチングから派生したビジネストレーニングの方法であり、コーチと選手といった関係にあるのが興味深い。すなわち、上司は部下の才能ややる気を「引き出す」ことが役目であり、強制して無理やりやらせたり、一方的なアドバイスを与えることを目標としていない。

このアプローチは、プロセスコンサル(経営コンサルなど)における手法に良く似ていて、「答えはコンサルを受ける人が持っている」という考えに基づいて、以下に答えを見つけさせるかをターゲットにしている。絶対的な答えが無い世界において、ベターな解を見つけるには良い方法に思える。

こういう本や、教育は今までにも少なからずうけていたので、大体知っていて、目新しいことは無いかとも思っていたが、やってみると意外と楽しく学べた。

管理職用の教育だが、もっとしたの人も受けても良いように思える。この思想がしっかり全社に浸透すれば、会社も居心地の良いものになれるのではないだろうか。