ガンダムTHE ORIGIN 11

あーゴップたんだ。ゴップたんが、そもそもV作戦にGOしたような雰囲気。(W

しかし、ドズルのプロポーズの言葉はなんかストレートだなぁ。なんか獣だな。今回は全編ガルマとシャア。ガルマはなんとなくヒロインのような描き方で、まるでシャアとガルマの恋物語みたい。TVよりはるかに女性的な物腰のガルマってのはどうなんでしょうか。

ホワイトベースの前身と思われる強襲揚陸艦が登場。二つの箱を繋いだ、ホワイトベースコロンブスの中間のようなデザイン。あの中にはどうも兵隊とガンタンクあたりが入っている感じだったが、だとすると強襲揚陸艦はコロニー制圧用の陸上兵器を輸送する船なのか。とすると、やはり連邦の宇宙戦闘はあくまでも戦艦中心なのだろうか。セイバーフィッシュって宇宙戦闘機がメインで、大気圏内の戦闘機としての機能はおまけかと思っていたが、違うのだろうか。

そもそも宇宙では戦艦どうしが戦うという設定で、火力の小さい戦闘機は所詮決戦兵器ではなかったのではないか。むしろ大気圏内での活動がメインとしてセイバーフィッシュは作られていた。それに対して、MSの脅威を感じた連邦は小回りが効くセイバーフィッシュを急遽対MS兵器として持ち出したと思われる。そのため、セイバーフィッシュは宇宙で使用されたが、専用の空母のようなものは作られなかったのではないだろうか。

それに対してジオンは元々本国が宇宙であり、絶対的な戦艦の数の少なさを補うためにガトル級の戦闘機を多数配備していたのではないか。(ガトルはかなり大型のミサイルを装備していたし)そのための専用の母艦がドロス級などであったのではないか。MS計画は別途進んでいたが、劇中でギレンがあっさりMS計画を中止させようとしたように、必ずしもMSに全てをかけていたのではないだろうとも思われる。ムサイ級はひょっとしたらMS運用を最初から考えた船なのかもしれないが、ドロスやチベ、グワジンは違うんだろうなー などと思う。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)