仮面ライダーカブト

35周年記念番組の新ライダーが今日からスタート。メカ系ライダー。響鬼からそうだったのだが、仮面ライダー=人間ではなくなる という図式が無くなった作品の第二弾なのか?

ちびきんぐのような、メカカブトムシをベルトに装着すると、蒸着のように強化服を身にまとい変身する。ワームと呼ばれる謎の変身生命体に対抗するために人類によって開発されたシステムらしい。どうも誰でも着られるような気もするが、555もファイズギアは誰でも着れそうで、実は人類では着られない(オルフェノクのみ着用化。主人公も実はオルフェノクだったことが、終盤明らかになる)という展開もあるので、今回はどうなるのだろうか。

そもそも仮面ライダーには、人で無くなった悲しみというのが全面に押し出されており、そんなひどいことを利己的な目的のために繰り返す悪の組織ショッカーを倒す!というのがライダーのモチベーションの一つであり、全編の流れる寂しさをかもし出すフレーバーだったようにも思う。その大事なモチーフをあっさり打ち破っていいのか?という気もするが、どうなのだろうか。