アイアムアヒーロー

気になっていて最近レンタルで読んでいるのだが、これが面白い。
というか、怖い。

いわゆるゾンビものなのだが、日本が舞台で、それも練馬あたり。
普通の日本人がゾンビパンデミックに巻き込まれていく。
その過程がなんとなくありそうで、殺伐として、実に怖い。

1巻での長いマンガアシスタントの日常が、少しづつおかしくなり、一気に崩壊するさまが怖い。よく考えるとゾンビにリアルさなどないので、リアルで怖いというものではないのだが、日常のちょっと外にあるなさそうなありそうな感がゾンビの怖さだとすると、この作品は飛び切り怖い。

その中で、なかなかヒーローにならない主人公がどうなっていくのか。
そのあたりのドラマも含めて実に良い。

日本のゾンビモノの中では傑出しているのかもしれない。
実写映画化というのもわかるが、違う意味で怖い気がするw