ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない

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夏休み一気読みシリーズ第2弾。連載時にジャンプで読んではいたのだけど、だいぶ立つので記憶が曖昧。先日アニメが完結した5部のラスボスとの戦いとごっちゃになって覚えていた。

スタンドになってから、この3部から5部にかけてはラスボスが皆時間に関する強力な能力を持つところがポイントか。3部の時間を止めてその中を動ける、4部の相手を始末して時間を戻す、5部の時間とその時起こったことを無かったことにする能力と、だんだんややこしく強くなっていきます。

対して主人公はどんどん変な能力になっていく。3部は早く動く(最後は時間を止める、ラスボスと同じ能力)、4部は物を直す能力、5部は物に命を与える能力。

一貫しているのは数字で表せるような単純なパワーやスピードの勝負から、工夫の戦いにしているところがすぐ数字でインフラするジャンプ系のなかで異色で良い。

あとあいかわらずのストーリーテリングの巧みさ。読後感の清々しさ。

やはり荒木飛呂彦は天才だ。