今日は月例会ということで、朝からボゲの日です。
最初はなんか同人な匂いがする「迷宮コンクェスト」ゲームとしては得点になるカードを手札で攻撃して成功すれば獲得という、まぁシンプルなゲーム。キャラとアイテムが混ざってくるのでキャラだけだったりアイテムだけだったり。手札の最大数の制限が5枚とかなりきびしいので、何かアクション(他人やダンジョン攻撃)をすると、一気に手札が無くなる。で、他のプレイヤーの攻撃にさらされそうだが、実際には他人を攻撃するには特別な手札かダンジョンが無くてはならず、結局大したことができないで膠着すること多数という問題が。アイデアの割にはプレイ時間が短く、そしてそれは膠着しやすいというマルチでありながら、実際はソロプレイになってしまうあたりに問題があるような。しかし最大の問題はゲームシステムではないと思う。正直これはなにかTTRPGの世界観らしいのだが、それをやってない身としてはさっぱりわからない。なぜマヨネーズが強いのか?、どうしてセーラー服の「委員長」なる謎のキャラが軍師と同じ能力を持つのか。
日本の同人というかオタクの世界は、すぐに美少女を出しすぎるのが気に入らない。というか、そういうオタクワールドは正直言って付いていけない年頃なんだと思う。なんかそのあたりの妙にオタクに媚びたものがいろいろな世界にあふれているのはいかがなものなのだろうか。
で、このゲームは同点一位でした(W
午後に入っては「お邪魔物」をまず。これは打って変わってカードゲームなのだが美少女はなし。というか、妙に人相の悪い七人の小人になって炭鉱堀になるゲーム。しかし、こいつらの中には何人かの裏切り者がいて、なんだかんだで採掘を失敗させると点が入るというものも混ざっている。
比較的手軽で(実際すぐ終わる)なかなか良い。手軽な裏切り者ゲームともいえる。
次は「インカ」。仕掛け満載の部屋から3つの宝を奪って脱出した人が勝ちというゲーム。これがけっこうややこしい。仕掛けはワープと床移動だけなのだが、それが複雑に絡み合う。で、他人が何かすると盤が変わるので結局何度も何度も計画を立て直すことに。
結局勝てず。うーむ。むずかしい。
最後は「ヒマラヤ」。ヒマラヤの村を巡って買ったり売ったりしながら最終的に最も儲けた人が勝ちというここだけ聞けばかなりシンプルなありがちなゲームだが、それだけではない。
まずプロット式。最大6つまでのコマンドを事前にプロット(といってもカードを並べるだけなので実にプレイアブル)しておかねばならない。なので思った場所で思った事ができるとは限らない。他人に先に出し抜かれると、何も無いところで無駄なアクションをすることになる。
次にあしきり。最終的には儲けで勝利が決まるのだが、それ以前に最後の勝利者判定のときに宗教力と政治力でそれぞれあしきりがある。最初に宗教力がビリの人が脱落。つぎに政治力が残った人のなかでビリの者が脱落。最後に残った人の中で最も儲けた人が勝利者である。
基本的に使命というものを達成すると、宗教力と政治力と儲けの3つのうちから2つをもらえるのだが、このあたりにジレンマが。現在の儲けはクローズなのできちんとカウンティングしていないと最後になくことにもなる。
今回は後一歩で足らず宗教力ビリになりあしきりで最下位へ。生き残れば儲けは多かったので勝機もあったが実に残念。しかし今日やったゲームの中ではBESTだと思う。
ちなみに写真は「インカ」です。(W