オデッサファイル

またまたフォーサイスを読了。

オデッサ・ファイル (角川文庫)

たまたま古本屋で見つけた100円文庫。

たんたんとした語り口だが、けっこうはらはらどきどき感があるのがフォーサイスの魅力かも。

とはいえ、けっこう読みやすい。海外翻訳って文字数の割には何故か時間が掛かると思っていたが、フォーサイスはどうも読みやすい気がするのはフォーサイスの能力なのか、翻訳家の努力のたまものか。

ジャガーがけっこう大事な感じで、印象的だがやはり最後までジャガーは重要。
リアルな話とフィクションをうまくとりまぜるのがフォーサイス的ともいうが、この話は実話に全然知識が無いので、読んでいる間は全部フィクションだと思っていた。

時代を感じる。