ラムネの飲み方 レビューその1

ラムネの飲み方

売れ行きが気になるが、どうなんだろう。
SKE48ファン、特にチームK2推しの人たちからすれば、感涙モノのバックストーリーだけでもおつりが来るぐらい嬉しい作品だが、実際どれくらいのひとが注目して買っているのか気になるなぁ。

オリコンのデイリーチャートでは5位。SDNの1stにしてラストアルバムと発売日が被ったのがちょっと痛いか。まぁ、このCDは瞬間風速ではなくて、長く売れ続けるような気もするけど。

多くの人が言っている「フィンランドミラクル」。
実は年末のセットリストベスト50で見たのが初めてで、まなつセンターのユニット曲って知ったのもそこでだが、やはり妙に気になる。なぜ、フィンランド?というのもあるが、イントロからけっこうワクワク感がある。
声量が若干少なめの大きな中学生まなつがセンターなので、ライブだと音量調節が心配になるが、スタジオ録音のCDだと、その辺も心配なし。(ベスト50でも音量的には問題なかったので、まなつもしっかり成長したのだなと思う。これは最近古い昔のDVDを買ってみていたからかも。)
チームK2のエース、まなつがにこにこ笑顔で、踊って歌うってだけでもポイント高いが、CDだとさらにクリアーな声で実にすがすがしく、気持ちよい感じになっている。
これはライブ音源とはまた違った感じで、他の曲にもいえる。やはりフィンランドにはミラクルがあるのか? 長く愛聴する曲になりそう。

今日はあと1曲、「Nice to Meet you!」。K2大人ユニットのユニット曲だが、これもベスト50で見たときから気になっていた。しゃわこの透き通った声は、こういうさわやかな曲が映える。他のメンバーも安定して上手いので、実に良い。メロディーが重なり合って、意外とスピード感があり、そしてさわやか。春の新緑が似合う感じで、春のドライブにはもってこいの曲って感じ。

最も不幸なチームと呼ばれたチームK2だけど、最も新しいすばらしいセットリストを得て、やっと輝き始めたわけで、このCDも愛聴盤になることは間違いない(ビシ!)