5月3日についに開始しました。
Shadows of Yog-Sothoth: A Global Campaign to Save Mankind (Call of Cthulhu Roleplaying)
- 作者: Sandy Petersen
- 出版社/メーカー: Chaosium
- 発売日: 2004/08/15
- メディア: ペーパーバック
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ヨグソトースの影です。CoC最初期のキャンペーンで、豪勢なモンスター登場もあり、人気もありましたが、今改めてみるといろいろ課題も多いキャンペーンです。
日本語版は難しい方に属するのですが、今回は英語の第二版を考慮してやることにしました。
第1話の「銀の黄昏錬金術会」ですが、元の日本語は大きな問題がありました。それはどうやってこのキャンペーンと、このシナリオに導入するかの導入部分が全く記載されていないことですw
今どきのキャンペーンを考えるとありえない導入なのですが、昔はキャンペーンそのものがあまりなかった時代なので、仕方ないのかもしれません。
最近流行している謎の会員制クラブ「銀の黄昏錬金術会」を調査するシナリオなのですが、第2版ではいくつかの選択肢がちゃんと用意されています。今回は「ニャルラトテップの仮面」からの継続でもあり、プレイヤーが最重要NPCを知っているので、元々のプロットは使わずにオリジナル導入としました。
また、会の会員は大量のボストン市内の有名人がいるはずなのですが、NPCで用意されているのはたった4人しか会員のNPCが用意されていません。そのうち3名はボスキャラ級のカルティストで、あまり絡ませにくいこともあり、プレイしづらいものでしたが、第2版では4名の典型的なNPC(カルティスト2名、一般会員2名)が会話サンプルなど込みで追加されているのも大変良い改造だと思います。
あと、第2版で良いのは、ハンドアウトがちゃんとした文章になっていたり、NPCのイラストがついているところでしょうか。キャラのイラストはいちいち説明するよりも一発でキャラのイメージがわかるので、便利です。ただ、APP18のカール・スタンフォードのイラストはどうにもいただけませんw
この第1話は、カルティストに入会してその中で階級を上げていくのが基本プロットなので、1週間単位ぐらいで時間を進めていかないと何も進まない時間が長くて退屈になってしまうのですが、そのあたりのプレイがキーパーにはかなり難易度高いです。どれだけ時間がかかるかよくわからない、出たとこ勝負になるのは心臓に悪いですw
とりあえず、今回はなんとか1回のセッションで終わることが出来ました(丸1日ですが)良かった良かった。
さて、次回は典型的なキーパー丸投げシナリオなので、それはそれで心配ではありますが、まずは無事スタートできてよかったです。