Conquest & Consequence 作戦研究 ソ連

ソ連である。

まず、初期INDが4ということで、毎ターン2づつしか最大で増やせないため、10ねんでは25にすることが物理的に出来ない。また、進出方向が、満州、インド、中国しかないため、東南アジアや太平洋に進出することはかなり難しい。

その代わりに、共産党は中国の都市と街で国民党より倍のVPが手に入る。基本的には、VPで勝つためには、本体のIND不足を共産党のVPで稼ぐことになる。仮に共産党が自力で中国全土を制圧できた場合のVPは19になる。そのため、ソ連のINDを6まであげれば25VPに到達する。

もう一つの勝ち筋は、奉天、南京、ニューデリーの三箇所の副首都のうち、二つを制圧することである。なんきんを共産党が奪取できれば、ソ連軍を奉天ニューデリーに振り向ければ十分可能。特にニューデリーは植民地のため、直接戦力を出すことが出来ないため、守りは常に薄い。奉天も中国での日本軍次第だが、ソ連からの距離は近いので、油断しているようならチャンスは十分ある。とは言いつつ、共産党が南京を落とすのが前提なので、それは中国で共産党がVPを稼いで勝つ戦略のバリエーションとして相性が良い。

何はともあれ、まずは中国共産党をしっかり働かせることだろう。