幕末京都騒乱 ルール読んでみた

 

ゲームジャーナル61号 幕末京都騒乱

ゲームジャーナル61号 幕末京都騒乱

 

 ザクッとルールを読んでみました。

COINシリーズを知らなかったのですが、なるほどユーロゲームとウォーシミュレーションの融合とはよく言ったものです。

4人のマルチゲームで、非対称戦を扱い、基本的には2対2の陣営に分かれますが、勝者は1人というタイプです。

イベントカードに沿って2人のプレイヤーがそのターンのアクションをします。カードごとにプレイヤーの優先順位が変わり、その順に何をするか選べます。何かそのターンに行動をすると、次のカードターンでは行動済みとして、優先順位に関わらず行動できません。また、パスする事で、優先順位を譲り、行動しない事で次のカードで行動可能になります。次のターンのカードた予め公開されているので、次のカードでの行動を狙ってパスするなどの駆け引きも可能です。この辺りの動き方はユーロっぽい感じでなかなか面白そうです。

 

VPの得かたも、可能な行動も、サドンデス勝利に必要なVPも、いろいろなことが非対称です。なので自分が何ができるかな理解の他に、他のプレイヤーが何ができるのかも理解しないといけないのはなかなか奥が深そうです。

 

間接的な相手のコントロールの他に、直接攻撃もできます。ここも非対称で、またサイコロは使いません。条件が拐えば相手ユニットを除去できます。

この直接的なアプローチはウォーシミュレーション的で、そっち好きには堪らない部分でもあります。

ルールブックは実質10ページほどでスカスカなので理解するのは簡単ですが、上手くプレイするのは非対称性もありなかなかやりごたえがありそうです。

 

これは面白そうだし、COINシリーズそのものも良さそうだと実感しました。

 

GJ61買って来た

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GJ61を買って来ました。

まだまともに読んでませんが、記事は幕末は当然として、COINシリーズの全解説とか、絶版ゲーム再生プロジェクトはAHの戦争と平和だったり、気になっている翠色の習作のリプレイだとかがつぼそうです。

気になっていた新撰組のキャラはちゃんと新撰組ユニットの裏側に名前が書いてありました。ゲーム的にはちがいがなくて、別に近藤勇が除去されても問題はないようですが、気持ちの問題でしょうかw

直ぐユニットは買えそうですしw

ダイソーの文房具

雑誌で読んだダイソーの文房具を色々買ってみた。

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ノートとメモなのだが、まんまライフのパクリデザインながら、なかなか書き心地は良い。値段を考えるとかなりお買い得だと思う。もうちょっと大きいのがあると良いのだが、100円に色々求めてはいけない。

長野

仕事で長野に来て、何か名物を食べようとお店に。

もともと蕎麦と馬刺しを狙っていたが、虫料理に目が行きそちらも頼んでみた。

イナゴは初めて食べたがかなり美味い。蜂の子はまあまあだがとにかく小さいし高いw

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たまには良いかw

化物語 見終わって

全15話見終わりました。

これは青春ラブストーリーの良作です。

怪異やボケとツッコミな会話はあくまでフレーバーでメインストーリーはアララギと戦場ヶ原のストーリーで、実に爽やかです。

つばさキャットの話はどうおちつけるのかと思っていましたが、解決しない解決ではありますが、これはこれで青春ラブストーリーならOKだと思います。

前日譚やら後日談やらたくさんシリーズ化してるようですが、ここで終わるのもありかな。

色々プロットはよくわからないものもありますが、謎解きだけがストーリーではないので、色々わからなくてもこの清々しさがあれば良いと思います。

キャラ的には戦場ヶ原のドSなセリフが面白かった。

まどマギに続いてシャフト作品はこれからも注目しないといけないのだと思った

 

化物語 Blu-ray Disc Box

化物語 Blu-ray Disc Box

 

 

 

クトゥルフ バイ ガスライトを終えて

クトゥルフバイガスライトの単発物シナリオ『ヨークシャーの怪事件』を終えて感想を書いて見る。

ネタバレも一部あるのと、キーパー視点で書くので、プレイヤーの方でこれからやる人は注意してください(今更やる人は少ないかもしれないが)

 

事件物、ミステリーもののクトゥルフのシナリオはたくさんあるのだが、これほど通常のミステリーものに近いものも珍しい。そこには魔物の陰謀ではなく、生身の人間の陰謀が蠢いている。

であるがゆえにけっこうプレイが難しい。プレイヤーが普通のクトゥルフものだと思うと、事件ものそのもの解決よりもオカルト的な陰謀の邪魔に走りがちで、まともに事件を解決しなくなる。逆にミステリーに走りすぎると謎を解くことに専念しすぎて、全てのプロットがミステリー的な意味があるものと思って、行動しすぎる可能性がある。ここはバランスが難しい。

事前知識としてモーリアティ一派の事を知らないとこのシナリオを十分に楽しめないのだが、それを事前に言いすぎるとネタバレになる可能性がある。そういう意味も兼ねて、事前にプレイヤーに推奨するホームズ作品としては、最後の事件と、空き家の事件は必須としても、バスカビル家の犬とギリシャ語通訳が妥当か。ギリシャ語通訳はちょっとだけ事件の名前が出るのに加えて、数少ないマイクロフトが出てくる作品であること、バスカビル家は田舎の屋敷にでの怪異に関わる事件なので、マイクロフト屋敷と、その周りのイメージが湧きやすくなるので良いだろう。先の二つだけだと、モーリアティをぷshしすぎることに対する目隠しにもなると思う。

キーパーとして難しいのはスターク以外に目を向けさせることで、グレーブスとジェバース、フーバー夫人には色々と設定や罠があるのだが、シナリオのままだとちょっと弱い。独自に色々と付け足したほうが良いだろう。特にグレーブスは色々と重要。

キャラの掘り下げで大事なのは何と言ってもルシンダなのだが、彼女の掘り下げはけっこう難しい。シナリオ書いてある設定だけだとイマイチ掴みにくいし、状況を考えると、その明るい設定は演じにくい。いっそ明るいという設定は無くしたほうがよかったかもしれない。エピソード的に難しいのは、北のドルイドことイヴァン老人で、彼のエピソードをどう組み込めば良いのかはずっと悩む。いっそ完全に無視してもいいと思う。いないならいないで、なんとかなる。

ワトソンは事前に準備しておかないと失敗する。今回は一応考えてはいたが、自分としてはイマイチな登場だった。もっと面白いキャラにできたはず。長門裕之の声が欲しいw

意外とSANを失うのも予想外だった。特にラスボス登場はかなり下手をすると脱落者が出てしまう。特に巨大化したタイミングで脱落しても、もう変えのキャラを登場させるタイミンががないので、あとは見ているだけになってしまうのが加減が難しい。

前半はなんとなくやっていても大丈夫なのだが、第二の殺人が起きてからはちゃんとタイムテーブルを作っておかないと破綻しかねない。今回は実に良い感じでそのあたりを走り抜けられたと思う。

新しい版では治っているのかもしれないが、色々とあいまいな点も注意が必要。特にフィッシュバインの死亡場所がなんとなく記述がおかしい。

色々書いたが、単発シナリオとしては最高に面白いのは間違いない。f:id:bushinXXX:20170121161448j:image