WK作戦研究 第3回

老からいろいろと情報を仕入れたので、そのあたりも踏まえた作戦研究のつづきを。まず正規軍の補充だがゲームを通してできないとのこと。初期戦力の300戦力は失えば二度と帰ってこない。正規軍の維持費が傭兵などとどれほど差があるのか不明だが、給料未払いのときの脱走率はかなり低いので、やはり頼りに成るのは正規兵なのだろう。だとすると、やはり主力は正規兵で、損害が出そうなリスキーなところは傭兵で戦うということになるのだろうか?

これにはどの程度の戦力を集める必要があるかということと大きく関係がある。

基本的に戦闘は都市を巡って行われる。そのため、都市の基本的な防御力が攻撃側の必要戦力算出の基本となる。都市の防御力は200,300,400の三種類に分かれている。時間はかかるが比較的安全な「包囲」攻撃をする場合、最低1:1の比率が必要であるため、攻撃側は最低でも200戦力の部隊を集結する必要がある。1:1の戦力を保持している場合、都市を攻めると強襲と包囲があるのだが、強襲(=普通に戦闘すること)の場合、CRTによると1/3の確立で攻撃側が全滅または退却(退却の場合も1/3の可能性で部隊ごとに全滅する可能性がある)。ちなみに都市で守る側が退却の効果は無視できるので、攻撃した場合の成功の確率は1/6である。(残りの3/6の目は効果なし)逆に「包囲」をした場合、1ターン目は陥落しないが、2ターン目で1/6の確立、3ターン目で3/6の確立、4ターン目で5/6の確立、5ターン目で100%陥落させることができ、都市の防衛側に貴族がいないばあい反撃される可能性も無く、時間以外のリスクは無い。そのため、低レート攻撃の場合は、終盤のばくち以外では、まず「包囲」を選択するのが定石であろう。

レートは1:1、2:1、3:1・・・と倍数でCRTが変化していくため、1:1の次は2:1無ければあまり意味は無い。すなわち一番弱い都市(防御力200)の中立都市を攻略するためには、200か400の戦力が必要なる。ちなみに最初にもらえる戦力は、正規兵300(100*2+50*2)と傭兵200(50*4)の合計500である。序盤は恐らく近所の中立都市の制圧から行った方が良いので、できれば2箇所を制圧したい。そのためには、最低400の戦力が必要である。もし最初の傭兵セリで100戦力獲得できれば、200と400の2部隊作ることができる。400の部隊は、2ターン目に50%の確率で200の都市を制圧できる。そうすれば、3ターン目に200の部隊と合流して、合計600戦力で100%の確率で200の都市を制圧できる。これが合計500戦力だとぐっと厳しくなる。(最悪3ターン終了時点で1つも200の都市を制圧していない状況になる)

そのため最初の傭兵セリは熱いものになるだろう。

ちなみに、都市を発展させるためには200の都市の場合60Cr必要(生産力=20Crの3倍)。そのため、セリであまり金を使い切らない方が良いだろう。