Road to the NW その3(外交)

さて、マルチの戦略級といえば外交!

NWの外交は外交トラックの上で繰り広げられます。

基本的には、このトラック上に中小国の外交官マーカーが置かれ、外交の状況を表します。


デンマークの外交官マーカー

外交そのものはインパルスの中で行われます。イベント(カードの)によって行うものと、普通にCPを支払って行うことができます。

右に行くほどその国との友好度があがり、最も右に行くと同盟状態になります。
最も左に行くと態度未決定状態になり、どの国とも関係がなくなります。

ルールでは、横の行のことを「列」と呼んでいます。個人的には横は行で、縦が列であって欲しいと思うので、
以下の説明では、行と呼んでます。

  • マーカーを横に動かすには、次に入るマスに書いてある数字分のCPが必要です。
  • マーカーを右に動かす(友好度を上げる)には、その行の国の許可があれば、CPを払って誰でも行えます。
  • マーカーを左に動かす(有効度を下げる)には、自国以外の行にいるマーカーに対してのみCPを払って行えます。

また、1CPを払うことで、マーカーを裏返し、+1の印のある側にすることができます。これは友好になりやすくすることで、右に動かすコストを一つ下げ、左に動かすコストを一つ増やします。元に戻すには、1CP支払うことで元のノーマルな状態に戻すことができます。

どこかの国の行にいる場合(同盟になっていなくても)、いきなり他の国の行に行くことはできません。
態度未決定状態になっているときのみ、縦方向に動かせます。このときにはコストはかかりません。
ただし、+1状態になっている場合、縦には動かせません。一旦1CPを支払ってマーカーを裏返さなければ態度未決定状態でも縦方向に(違う国との関係を持つことが可能に)は動かせません。

一旦右端まで行って同盟状態になってしまうと、イベントか、降伏or征服によってのみ同盟状態から脱します。

ここまでは、主に中小国とプレイヤーの主要国との間の外交です。

これ以外に主要国同士の外交(陣営)があります。

陣営は二つで、フランス帝国同盟と、対仏大同盟です。

イギリスとフランスが同盟(同じ陣営に入る)することはできません。

陣営を変更するのは、「次ターン準備手順」の中で、移動先陣営の構成プレイヤー全員の許可を得ることが出来た場合変更が可能です。陣営に属した状態から、中立になることは、征服されるか、降伏した場合のみ可能です。(自分の意思で中立になることはできないわけです)

戦争を行うためには、宣戦布告する必要があります。宣戦布告には二つの方法があります。

  1. 次ターン準備手順に無償で行う
  2. 自身のインパルス中に7CPを支払って行う

ただし、インパルス中の宣戦布告には以下の例外があります。

  • 非同盟状態の中小国
  • 敵陣営が影響力を有している中立状態(同盟ではないが、態度未決定ではない)の中小国
  • 自国が影響力を有している中立状態(同盟ではないが、態度未決定ではない)の中小国

に対しては無償で宣戦布告ができる
ただし、自陣営の国が影響力を持つ国に対して、宣戦布告を行う場合は、陣営の変更と7CPを支払う必要がある。

さて、なんだかおなかいっぱいになりました。(笑